私たちは、すべての国民が健康で、幸福な家庭生活を送るために、積極的に社会活動を実践します。

家庭健康管理研究会

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連載 5 疲れ対策は積極的に

何よりも疲労を慢性化させないことが大切です。疲労は、過労を避ける為に生命に備わった仕組みであり、脳や体の修復と回復のときを知らせる信号といえます。この信号を無視してはなりません。
疲労のサインは、やる気が衰える、忘れやすくなる、集中力や注意力が落ちる、動きが鈍くなる、作業の順番を誤る、仕事の効率が低下する等です。
週に1日は完全休養を設けるべきでしょう。
何事にも後手にまわるのではなく、先手を打つのが肝心です。疲労対策についても同じことがいえます。
まずは仕事の合間に小さな休憩を入れることです。疲労の程度が小さなうちは疲労を実感できにくいのですが、休憩を入れることで小さな疲労をその場で回復することが出来ます。疲れたと感じてから休憩するのではなく、疲れる前に少しの休憩を小刻みに入れるのが先手を打つということです。
他には、同じ作業を継続していることにより、長時間の同じ姿勢(特に前傾姿勢)が疲労につながるということがあります。
対策としては、姿勢や動作を変えてみたり、60分に1回位の間隔で背伸びや手足の曲げ伸ばし、首の回転などすることが望ましいでしょう。また、狭い場所で同じ姿勢で長時間いることは、同じ筋肉を緊張させることになり、血液の流れが滞る要因となります。同じく、60分ごとに手足を伸ばすことを心掛けてみましょう。

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